NPO法人
かなざわ森沢山の会
限りある里山を
多様な生きものが息づく森へ
NPO法人かなざわ森沢山の会は、里山の保全(樹林・竹林の手入れと生物多様性の回復)を行います。自然を守り育てて生かし、森のめぐみの有効活用することを通じて自然に親しめる場を広げ、自然を愛する人々を増やすことを目的とし、それに必要な調査・学習・作業・啓発活動を実施しています。『市有緑地等での森づくり活動』に基づき、釜利谷市民の森・金沢自然公園で活動することを横浜市長に承認されている団体です。

NPO法人 かなざわ森沢山の会の概要
活動や作業場所の概要
●かなざわ森沢山の会は、横浜市金沢区の山林を保全してゆくことを主な目的として市民により1996年6月に誕生、1998年4月に定款を準備し任意団体として設立、2007年11月にNPO法人化しました。現在の活動場所は、釜利谷市民の森・金沢自然公園の一部・個人の所有林や緑地で、スギ・ヒノキの人工林、雑木林、竹林、草地、庭園などさまざまです。
●作業内容は、主に樹木や竹の間伐や下草刈り、また、切った木や竹や蔓(つる)を木工細工や竹細工や炭焼きなどに利用します。
●かなり急な傾斜の山林に入り作業するのは体力のない方には少しきついかもしれません。しかし、
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作業への参加を強制するようなことはありません
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自分の体調に合わせて作業を選んでかまいません
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全体休憩でなくても疲れたら自己の判断で一息入れ水分を補給してください
●移動中・作業中には林内で季節ごとに異なる珍しい植物や昆虫・鳥をはじめとした小動物にも出会うことができます
●活動日は、毎月第2日曜日と第4土曜日の2回として会が発足しましたが、できるだけ多くの会員が参加できるように
臨時活動日や自主活動日を随時設けるようになり、平均月4回は活動があります
●雨や雪や強風で天気が悪い日は足下が滑りやすくなったり頭上から枝が落下したりして怪我のリスクが高まりますので活動を中止します。荒天日の翌日は活動予定場所の土壌が水分を含んでゆるくなっていることが予想される場合、活動場所が変わることもあります
活動の事前お知らせ・作業場所や内容の変更・中止や延期については当会のメイリングリストや電話で会員に知らせています。フェイスブックでも告知します。このウェブサイトの右下にある青地にfのマークをクリックすると見られます

フォトギャラリー 写真にカーソルを合わせてみてください








集合場所 地図
丘の上の集合場所:自然公園拠点(炭焼小屋広場)
金沢自然公園なんだろ坂・お弁当広場(バーベキュー広場)の奥です。活動日にはのぼりが立ちます。
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京急バス 金沢文庫駅西口発 野村住宅センター方面行き(文1、文2)『夏山坂上』下車→自然公園夏山口。『北谷(キタヤツ)』下車→自然公園北谷口。どちらも公園入口まで約100m、そこからさらに数百メートル歩く。
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京急バス 金沢文庫駅西口~ 洋光台駅 (107)・京急富岡駅 (富3)・能見台車庫前 (文8)・氷取沢高校 (文9)『市民の森入口』下車→自然公園正面口。公園入口まで約100m、そこからコアラバス乗り場までさらに100mほど歩く。
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自家用車の場合は自然公園の正面口駐車場か高速側駐車場を利用。詳しくは→金沢動物園交通案内
麓の集合場所:大塚沢拠点(大塚沢道具小屋)
大塚沢交差点(三叉路)スズキ自動車販売店裏山の道具小屋があるところです。活動日にはのぼりが立ちます。
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京急バス 金沢文庫駅西口~ 洋光台駅 (107)・京急富岡駅 (富3)・能見台車庫前 (文8)・氷取沢高校 (文9)『市民の森入口』下車、大塚沢信号に向かって約150m歩く。
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自家用車の場合は自然公園の正面口駐車場を利用。詳しくは→金沢動物園交通案内

あなたも仲間に
金沢区在住の方はもとより、活動拠点においでいただけるなら、
区外にお住まいの方でも入会できます
見学や入会希望の方は、右の問い合わせボタンをクリックし、
問い合わせ欄に氏名・電話番号・住所・簡単な自己紹介を明記しご連絡ください。
年会費(9月1日~翌年8月31日)
1人1,500円、同一世帯2人2,000円
同一世帯3人目以降は1人につき 500追加
ボランティア活動保険の加入について(今年度の保険期間2022年3月末まで)
今期のふくしの保険の保険期間が満了する3月31日以降、ボランティア活動保険をスポーツ安全保険に切り替える案がありましたが、保険の契約期間2021年度も『全国社会福祉協議会 ふくしの保険』というボランティア活動保険に継続して加入しています。2022年3月31日までは全ての会員はこの保険に加入している必要があります。既に他のボランティア活動のために加入済みの方は、活動に必要な準備をして加入者カードをお持ちくだされば活動に体験参加できますが、未加入の方は安全な場所からの見学のみといたします。
新規入会の場合、ご自分で加入していただけると助かりますが、森沢山の会に保険加入手続きを委託される場合はボランティア活動保険(天災タイプ)に加入いただきますので見学後に掛け金500円を預り、当会で社会福祉事務所に出向き加入手続きを行います。手続き完了日以降から活動に参加可能となります。
なお、保険未加入の方が見学せずに入会し活動に参加される場合は、掛け金立替で保険加入手続きを当会で行うこともできます。その旨をご連絡下さい。
『全国社会福祉協議会 ふくしの保険』
掛け金:1名につき年額500円
保障期間:令和3年4月1日~令和4年3月31日(中途加入の場合は加入日から3月末まで)
ご自分で申し込む場合は印鑑と身分証明書類を持って、桜木町の横浜市ボランティアセンターか横浜市各区のボランティアセンターにお出かけください。
加入申込人(団体名):「NPO法人 かなざわ森沢山の会」
加入プラン:天災補償つき
詳細は横浜市ボランティアセンターの保険の情報をご覧ください。
保険や申込方法に関する問い合わせ先:
全国社会福祉協議会 総務部 電話 03-3581-7851
横浜市ボランティアセンター 電話045-201-8620
金沢区ボランティアセンター 電話 045-784-2222
スポーツ安全保険 A2区分 ボランティア活動等向け(2022年4月初日から)
刈払機やチェーンソーなど動力機器の安全講習を受講し、実際に機器を使用して活動する会員のみ、この保険にも追加加入していましたが、2022年4月より「ふくしの保険」ではなく、会員全員がこちらの保険に加入することになります。会で取りまとめて加入します。個人での手続きはできません。2021年10月中の総会時に会費とともに一人800円を徴収します(総会は委任状と権利行使書によって賛否を問う形に今年もなりましたので、活動に参加した際に会費とともに納めるか振込で納めることになります)
2022年3月末までの間に新規加入する方は、2022年3月末まではふくしの保険500円の他に、4月からのスポーツ安全保険800円と今期(9月からの)会費1500円が必要となります。
『公益財団法人スポーツ安全協会 スポーツ安全保険』
掛け金:1名につき年額800円
保障期間4月1日から翌年3月31日12時まで(中途加入の場合は加入日から3月末まで)
詳細は公益法人スポーツ安全協会の保険の情報をご覧ください。
ご注意:スポーツ安全保険は団体加入した団体の行う活動での事故しか担保しません。昨今あちらこちらで自然災害が起こっており、各地の社会福祉協議会がボランティアセンターを開いていて、ボランティア活動の参加者を募っています。そのような活動に参加する際は福祉の保険に加入していることが条件の場合が普通です。参加する際は、「ふくしの保険」に個人あるいは他団体で加入している必要があります。2022年4月以降お気をつけください。
定款・事業報告書
『内閣府 NPO法人ポータルサイト』 ⇒ こちらをご覧ください
装備
帽子 ツバ付きが好ましい
目を保護するもの 眼鏡かスポーツや作業用のシールド
レンズが小さいものや色の濃いサングラスは不適
衣服 現場への移動中・作業中は丈夫な長袖シャツ・長ズボン
薄いものは虫の針・植物の棘・笹の切口・鋸刃など簡単に貫通してしまいます
樹液でかぶれる植物も希にあります。手首・足首・首筋など素肌をなるべく晒さないように
長めの手袋や靴下を選び 襟周りを手ぬぐいで覆うなど工夫してください
黒い衣類は避けてください。蜂(スズメ蜂)に攻撃されやすいと言われています
履き物 丈夫で足首まで覆ってくれるトレッキングシューズや山林用安全作業靴
先芯・貫通防止鋼板入りの林業用防水足袋など。笹や竹の切口などは軟弱な布や底を切り裂いたり貫通したりします
手袋 軍手だと織目が粗く、イバラやハリギリなどの棘や鋸刃などは簡単に貫通します
手首を締めるベルト付きの遊びの少ない革手袋、その他の素材の作業用手袋(すべり止め付き)会では革手袋を支給しています
弁当 春夏秋の食中毒に注意してください
炭焼小屋広場では熱湯を沸かせます。麺類を食べる人も少なくありません
飲み物 熱中症予防のため気温が高い日には多めに持参してください
寒くて乾燥した冬日も脱水気味になりやすい
その他の持ち物 日帰りハイキングに行くつもりで準備してください
タオル、雨具、医薬品、虫除け製品、緊急連絡先を書いたカードなど
道 具 作業に必要な道具類は自分のものを持参しても良いし 会から貸与を受けても良い
枝打ち鋸・竹引鋸・剪定鋏・ナタ・ヘルメット・ベルトなどの貸与を受けた場合
会員が清掃や研磨などの手入れをし現場でも家でも管理することになっています
退会する場合は返却することになります
携行が難しい大型の道具は必要に応じて小屋から現場に運びます
チェーンソーと刈払機の取り扱い
エンジンで刃物が高速回転しますので取り扱いになれていても、山林で他に作業者や公園利用者がいる環境での使用の際にどんな事故が起こりうるか、また機器のメンテナンスについて労働安全衛生法に基づく特別教育で学習した人しか使用できません。また当会ではフェイスガードはありますが、耳栓やイアマフを準備していません。エンジンのすぐそばで作業することになり90DBほどの騒音に長期間晒されますので、難聴防止のためにご準備ください。
当会の「作業心得.pdf」をご覧になりたい方は右のボタンをクリックしてください
他団体との協働
当会の活動域で近隣の学校や他団体とこれまで何度も協働しています。こちらで既成のプログラムを用意してあるわけではありません。これまでは当会にご連絡いただき、代表者数名が活動日に見学・打ち合わせにいらっしゃって計画を立てていくようにしています。
竹材などの提供を依頼されることがありますが、当会では現場からの運搬はいたしておりません。トラックや運転手、積み込みの人手は依頼者で準備していただくことになります。また時期によっては必要な量を確保できないことがあります。
竹林は日本全国至る所にあり、竹が利用されないため管理に苦慮している所有者が多いものです。切って持ち出してもらえるものなら助かるという場合も多いはず。なるべく近いところから必要な材を調達できれば近隣の環境保全と一石二鳥となることでしょう。技術指導が必要な場合はご連絡ください。
賛助会員 寄付・
道具や資材の寄贈
当会には賛助会員のお立場の会員が数名いらっしゃいます。詳しくはお問い合わせください。
ドラム缶や一斗缶
炭焼き窯に用いるドラム缶や一斗缶などは、何度か1000℃以上の高熱に晒されているうちに酸化してボロボロになってしまうため、一斗缶は1~2年で、ドラム缶は数年で交換しなくてはなりません。
農耕具・造林具
お家で誰も使わなくなった道具でも当会で大きな役割を果たすことができるものが多いです。
チェーンソーや刈払機(故障のないもの)、生木用のノコギリ(刃欠けがないもの)、薪割り斧、手斧、クワ、挿げ替え用の柄、竹割り器、木回し、フェリングレバー、くさび、屋外用の脚立(立てた状態で2m以上、杉子丸太+竹製三脚式の植木用も歓迎)
手入れされている大工道具・電動工具ほか
カンナ、ノミ、高速回転電動ドリル、バケツ、一輪車(著しく錆びていないもの)など
活動予定
集合場所案内・地図はこちらをクリック→
5月・6月の活動予定
5月の活動予定
3~4日(火~水)自然公園拠点集合 9:30~15:00 晴れ 延22名参加
拠点:道具小屋外壁改修。竹壁材の火入れ・割り。
ヒノキ材皮剥き。拠点門扉前での物品頒布・寄付受付。
ヒノキ山:林縁の笹・アオキ刈り、枯木を数本除伐。
15日(日)自然公園拠点集合 9:30~15:30
午前:しだの谷ほか自然公園整備、炭焼小屋裏 急斜面の倒木解体・シュロ除伐、
拠点周辺整備。
午後:ののはな館にて理事会(市に提出するR4年度活動計画、中間決算、
市道具貸与申請など)
21日(土)大塚沢拠点集合 9:30~15:30
梅林にて新芽摘み他。竹林での里山保全体験会は中止
28日(土)臨時活動 自然公園拠点集合 9:30〜15:30 ※雨の場合29日に順延
ヒノキ山:傾き木・枯れ木の除伐、林床整理、歩道整備・材搬出
6月の活動予定
4日(土)臨時活動 片吹・太寧寺集合 ※ 雨天の場合5日に順延
境内管理作業(高齢者支援)
12日(日)大塚沢拠点集合 9:30〜15:30
大塚沢旧畑地・道具小屋周辺の草刈り。梅の新枝の新芽摘み
19日(日)自然公園拠点集合 9:30〜15:30
夏山真竹林 新竹切り・親竹の間伐。※ 炭焼きは9月に延期。
25日(土)自然公園拠点集合 9:30〜15:30
自然公園真竹林整理。シイタケ原木本伏せ。