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恒例の釜利谷市民の森愛護会との合同作業

8月2日(水)大塚沢道具小屋集合 7:30 作業開始8:00 〜 12:00


 当会は、笹下釜利谷道路の市民の森入口(馬の背ルート)を担当します。登り口〜馬の背広場の先までを重点的に。

 遊歩道・休憩広場として適度に明るく風が抜けて快適になるように、笹・草刈り、植栽の刈り込み、人の背丈ほどにも伸びたアオキなどの低木の除伐、シュロなどの外来種除去除伐(あれば)、落枝・倒木片付け、危険な枯損木・枯れ枝などの除伐を行います。

 ハイカーの皆様には危険がないように配慮して作業いたします。作業域の前後端の作業者にお声がけください。笛を吹くなり大声で伝言するなりして、安全のためエンジン付きの機器による作業を止めるようにします。


 実施日が例年よりも1〜3週間遅いので、蜂刺されの害に遭わないように、特に尾根上の広場のベンチやテーブル下、周辺の笹の茂ったところ、過去に伐木を積んだ場所(もしあれば)などでは、アシナガバチ・スズメバチの存在を五感を使ってよく観察し、巣のある場所を特定してから作業を開始します。

 残念ながら数年おきに誰かが蜂に刺されます。ただ見ているだけでも蜂が向かう樹洞や藪の見当がつきます。刈払機で作業を始めてしまうと聴覚で察知することが難しくなります。機器作業前に作業の支障となる落枝やゴミを除去する際、できるだけ巣の有る無しを把握します。巣があるのを確認したら、その場の仲間と情報を共有します。以前、巣があるにも関わらず、周りの人に話さなかったために他の人が蜂に刺された例があります。

 蜂の巣の至近に踏み込んでしまう前に、だいたい偵察バチが人の接近を察知して数匹飛び上がります。威嚇の段階で後退りすれば問題ないことがほとんですが、作業に夢中になりすぎると気が付きません。特に鎌で姿勢を低くして作業している人が刺される傾向にあると思います。気が付かずに複数の蜂に取り囲まれたら、手や鎌を振って叩き落そうとせずに「ハチ」と声を上げて、その場から元来た方向に静かに速やかに退いてください。機器操作者は間違っても刈払機の竿を振り上げてはいけません。蜂に驚いて刈払機を振り回したり慌てて逃げようとしたりして、付近の仲間を死傷させる事故が絶えません。機器から離脱して逃げるのが一番良いのですが、慌てるとそれができないことも多いです。最近では肩ベルトから機器を吊り下げる金具を一つの動作で外せるようになっているものも増えていますが、古い刈払機に付いているベルトは、ベルトを肩から外して機器を下ろすようになると思います。  退いて蜂が付いて来なければ良いのですが、払い除けようとして巣の近くでもたもたしていると攻撃フェロモンを噴射され、退いてもたくさんの蜂が付いて来てしまいます。黙っているとたくさんの蜂に顔や首など刺されてしまいますし、逃げた方向にいる人も巻き添えを食ってしまいます。「ハチ」と声をあげてください。蜂に取り囲まれている人を見たら、蜂専用の殺虫スプレーを攻撃されている人と蜂もろともに噴射します。以前これで何事もなかったように蜂が静かになったことがあります。深追いはしません。そのあとは全員 巣の近くに入らないようにします。  蜂を刺激して誰かが刺されるようなことになっても、その後 作業を中止しないといけなくなるほど攻撃性ずっと残るということは今までありません。アシナガバチ類の狩り蜂も食物連鎖の中で重要な働きをしています。人の歩く場所のすぐ近くの木の胸くらいの高さの樹洞にあったスズメバチの巣は撃退したこともありますが、道や広場から十分に距離がありハイカーに危険がないと判断できれば、生かしておき近付かないというのが基本対策で

 
 
 

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