top of page

静岡県が編んだ竹林整備読本、なかなか面白い

竹の種類と利用方法から始まって、竹の利用がなくなったことにより、竹林が荒廃し、さまざまな不利益を生じていると進む。在来の生態系や人工林に侵攻すれば、他の植生を枯らし、生物多様性を失う。


荒廃した竹林に地滑りを抑制する力がないのは地下茎の細根の勢いがなく短いから。写真で見比べることができる。うちの地域にも昨年の9月の大雨と台風で真竹の荒廃林から土が流れ出てきているのを確認している。


モウソウチクなどが一斉開花すると小麦ほどの栄養価がある実を大量に着けるため、野ねずみの大発生につながるという。


「1935 年(昭和 10 年)頃、箱根山のハコネダケが一斉開花結実した時は、ノネズミの大群が数千ヘク タールの林を全滅させました。そしてすべて食い尽くした後、パニック状態となったネズミは集団移動を行い、芦ノ湖を泳ぎ渡ろうとした先頭のネズミに追随して大量のネズミが湖へ飛び込み、水死しました。そのため、 深良用水の水門や小田原市の水道水の取水口がネズミの死骸で詰まり、大問題 になった記録があります。」

森が全滅したということはその後に大雨でも降れば土砂崩れなどがあったであろう。


https://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-080/mori/book/documents/tikurinseibidokuhon.pdf






閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2月の活動報告

10日(土)自然公園拠点集合 9:30~14:20 晴れ 17名参加 ヒノキ・スギの山:ヒノキ・スギ倒木整理・林床整理・集材。小川側林縁のアズマネザサ刈り。 18日(日) 臨時活動 自然公園拠点集合 9:30~15:00 晴れ 19名参加 なんだろ坂竹林間伐・林床整理。炭焼き準備、午後:理事会 20日(火)小田原市いこいの森 多目的ホール 9:30~16:30 3名参加 刈払機取扱作業者に対する安

刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育講習と伐木等の業務(チェーンソー作業従事者)特別教育:主な注意事項

その他は入部理事からのメールに添付されている要項を参照のこと ①時間前に必ず受付を済ませて下さい。   ②筆記用具をご持参下さい。 ③昼食は各自ご持参下さい。園内に購入や食事が出来る店舗はありません。 ④「きつつき」は土足厳禁。スリッパ・室内履きをご持参下さい。 ⑤当日は作業しやすい服装 (実技は長袖・長ズボン)で受講してください。 ⑥修了証は講習終了後にお渡しいたします。 小田原駅〜いこいの森

1月の活動報告

6日(土)大塚沢拠点 9:30~15:00 晴れ 20名参加 午前:笹下釜利谷道路側および竹林内の間伐・林床整 理。拠点の南斜面 登り道より奥にて雑木更新伐採・竹除伐・倒木解体(要継続) 午後:新年会 14日(日)自然公園拠点 9:30~15:00 晴れ 19名参加 ヒノキとスギの山: ヒノキ林分にて2本(動物園イベント用)伐採し遊歩道側に集材。 スギ林分(谷間)にてスギ枯木1本除伐、スギほか倒木

bottom of page